食物栄養学科國井大輔特任教授と國井ゼミ生4名が、マルイファミリー志木店で行われたイベント「N·E·Oフェス」に参加、企業との産学コラボ商品の販売支援に参加しました

8/17、18の2日間において、イベント「N·E·Oフェス」（開催期間：8/11～20、マルイファミリー志木店）に、食物栄養学科國井大輔特任教授と國井ゼミ生4名が参加し、産学連携によって開発された商品の販売支援等を行いました。
今回は、新座市菅沢に店舗を持ち、障がい者の自立と社会参加を支援するスワンベーカリーさんと『桑葉粉末入りミルククリームフランスパン』、新座団地商店街に作業所兼店舗を構えるシンフォニー（就労継続支援B型事業所）さんと『桑葉粉末入りおから豆乳カップケーキ』を協働開発し、商品の販売支援を行いました。また、狭山市内の店舗とマルイファミリー志木店内にテナントがある一般事業者である京都古都果さんに技術提供を行い「桑葉粉末入りヘルシークリームフルーツサンド」を協働開発しました。
國井ゼミでは、管理栄養士を目指す学生が主体となり、食と健康をつなぐ専門スキルを活用した社会貢献活動を展開しています。「栄養管理をもっと身近に！」をスローガンに、新商品開発や栄養教育?栄養指導プログラムなどに関する研究教育を行っています。

國井大輔特任教授のコメント

当ゼミでは、管理栄養士が持つ専門技術を、様々な形で社会に還元することを目的に活動しています。使用した桑の葉には、糖質吸収を遅らせる成分が含まれており※、体重が増えてきた方、食事の糖が気になる方、糖尿病を含めた糖代謝が弱くなっている方などの食事管理に役立つため、糖質が多いスイーツやパンなどに応用がしやすい食品素材です。これまでも、栄養管理技術の実社会還元について地域事業者と活動を続けてきましたが、本学学生にとっても、管理栄養士の技術還元や事業者との連携方法などについて、実践的な学びの場が提供できたと考えています。

※独立行政法人農業?食品産業技術総合研究機構
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/tarc/012906.html

参加した学生のコメント

来場者には、開発した商品の特徴を知ってもらうために、笑顔で分かりやすい説明を心がけました。しかし、販売支援や試飲のために、行き来する人に声をかけることはとても勇気が入り、初めはとても緊張しました。試飲をしてくださるお客様との対話で、徐々に緊張もほぐれて、開発した商品や桑葉の特徴についてもうまく説明することができるようになりました。大学のハッピのおかげで、声をかけてくださる方も多く、スタッフの方とも終始和やかな雰囲気で取り組むことができました。今回、開発した商品の販売支援を通じて、企業の方々や消費者の方々と直接触れ合うことができたのは、とても貴重な体験になりました。

▼人間生活学部食物栄養学科
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