友達と一緒に課題を取り組みながら、「中華料理が食べたい！」と思い、献立を作り始めました。
二度揚げした油淋鶏唐揚げは、給食で出される時にパリッと感がなくなってしまうかと思いましたが、実際の給食はパリッと感もあり、長ネギのタレに染みた部分もご飯がすすみ美味しかったです。
献立のポイントに対する利用者の方への期待として、濃い味付けの油淋鶏唐揚げやもやしときゅうりのピリ辛ナムルと一緒に、椎茸とチンゲン菜の卵スープで、椎茸から出る優しい出汁に秋を感じ温まって欲しいと思いました。
給食として調理された料理は、もやしときゅうりのピリ辛ナムルが自分達で作ったよりも辛さが控えめで誰でも食べれるような一品になっていて美味しかったです。刺激が少し足りないように感じましたが、給食として出すには、万人受けする控えめの味付けにした方がいいと勉強になりました。また椎茸とチンゲン菜の卵スープも椎茸の素材を感じる上品な味で美味しかったです。
簡単に作れる献立であり、材料費もそこまでかからないのでぜひ真似してほしいと思いました。特にもやしときゅうりのピリ辛ナムルは一味や麺つゆの量を調節すると自分好みの味付けが見つかると思うので、品数を増やしたいという時の参考になればいいなと思いました。
提供されるときのトレーが質素な白色ではなく模様の入った赤色で、実際に自分達で作った料理を撮った時と同じくらい映えていて、コンビニで売られているお弁当のようで感動しました。
自分達で考えた油淋鶏唐揚げ定食が給食として様になっていて嬉しかったです。

健康栄養学科2年：牛込ゆり乃

今回2回目のプラスごはんプロジェクトということで、1品料理ではなく定食に挑戦しました。献立を考えている中で中華料理が食べたいという2人の意見が一致したため油淋鶏定食に決定しました。
実際に学食を試食し、油淋鶏は試作で作ったものよりも大きくボリュームがあり豪華になっていたのと、衣のパリッと感もありとても美味しかったです。タレは少し酸っぱいように感じたのですが、唐揚げのボリュームがあったのでちょうど良い味付けだと感じました。ナムルは少し辛さが抑え目になっていてもう少しピリ辛でもいいのかと思いましたが、色んな方々に食べてもらうにはあまり辛すぎず少し辛さを感じられるくらいがよいのだと感じました。
今回は唐揚げに長ネギのタレをかけ、食欲をそそる1品にしました。また、もやしときゅうりのピリ辛ナムルで箸休めをし、椎茸とチンゲン菜の卵スープで温かさと秋の始まりを感じていただきたいと思いました。
そして、容器が赤色で料理がすごく美味しそうに見えました。容器が変わるだけでこんなにも見た目の印象が変わるのだと実感できました。白の容器で提供されると思っていたので、とても驚いたのと嬉しかったです。
今回の献立は油淋鶏の鶏を唐揚げに代用して行ったので、唐揚げがあればタレを作ってかけるだけで簡単に作ることができます。これを食べた方に、このような工夫をすることができることを知っていただき、参考になれば嬉しいと思います。

健康栄養学科2年：小原彩加

第三弾の学食メニューコンクールの応募者の中で、2年生はこのグループだけでした。給食の献立は、理論を学んでいても、実際に調理することはなく、イメージで作成されたのでしょう。そのイメージが良かったのです。身近で利用者が想像できる献立で、ご飯と唐揚げと副菜の和え物、そしてスープの組合せは大変シンプルで、まとまっていました。味も想像していたとおり、期待通りの給食で安心していただくことができました。テーマの秋?冬の野菜がメニューにあると、さらに季節感があったのではないでしょうか？
次回も献立コンクールにチャレンジしてくださいね。

健康栄養学科 名倉秀子 教授